空力について考える…
まぁ、たいした話じゃないんですが、この前買った本…
まぁ、内容読まず…
掲載してあるF1マシンの各部?の拡大写真をじっくり見たくて買ったんですが…
まぁ、内容の薄さ…と言うか、値段対価の価値がなくガッカリ…
通常なら無視するレベルですが、文中の「ボーテックジェネレーター」の記載に…
発音的には、そんな感じにもなるけど、日本読み?の一般的表記はボルテックじゃね?と、プチあら探し…
再確認したいからネットで検索してみましたが…
「ボーテック」は1つも見当たらない…(笑)
この本の著者の「世良耕太」でさえ、ブログかなんかで「ボルテック」って書いてあるシマツ…
再度本のあとがき?の経歴見たら…
゛F1専門誌の編集部を経て独立~゛と
そういうことね・・・
その後、どれだけの経験と深入りした取材したかわからないが…
まぁ、頑張れや( ̄ー ̄)って感想(笑)
↑下が早く…上が遅い…
それはどうして?
ウイング通り過ぎた後に、こんな巻き込み方…する?
こと細かな難しい説明までは求めないが、せめてベルヌーイやベンチュリーの単語出してこないと、本読んで「なるほど~」は出て来ず、何故に?って増すばかり…
まぁ、650円でいいな( ´艸`)
その、ボルテックジェネレーターを調べてた時なんですが…
まぁ、自分で加工して車に取り付けてる人の多いこと…(-_-;)
半分くらいは、解説も「ん?」って感じで、オカルトチューンみたいな感じでしたが(笑)
実験…と称して、雨の日や雪の日走り、残った水滴での確認…
それをするなら、せめて定点カメラ取り付けて、走行中の状態で答の提示して欲しいかも?と…
殆どの方が
こういう飛行機の翼の上のを参考にして、剥離点の手前…って程度は理解してるみたいですが…
色んな流体力学の本やネット上に落ちてる論文を読み漁れば当然のコトですが、速度域でも当然場所変わるし…突起の形(三角錘とか菱形等)でも、変わってきます。
そもそも、一昔前前までは…
ボルテックジェネレーター(乱流?を発生させる?)って考えはありませんでした。
乱暴な言い方でわかりやすく言うと…
流線型で表面ツルツルにしたら、キレイに空気は流れてくれる…との考えでした。
実際、今でも7割は正しい考えですが…
ただ空気というのは結構「粘度」があるので、質量によってはキレイに流すだけでは効果を発揮しません。
自然界でダウンフォースを求めるようなのは無いですが、逆の浮力必要なものは沢山…
表現間違いかもしれませんが…
超高速だと、表面ツルツルでも充分浮力等発揮してくれます。
例えば、高速走行中に窓から定規を角度つけて出したり…とか
大きさも小さく速度も低い場合は、適度な突起をつけて、空気を引っかけて…それで浮力を生み出す
その大きさの境界線は(今のところ?の)流体力学ではカラスや鳩の大きさと言われています。
例えば、小さい…落としてクルクル回して遊んだ経験があるであろう
カエデの種…
表面を磨きあげたり、塗装してツルツルにしてやると…
回ることなく、ストンと落ちます(^^;
空気が絡み付いてくれないから。
ゴルフボールも同様
自作?の大昔は置いて置いて…
最初は表面ツルツル…粒々突起を経て今のディンプルに…
研究材料として一般的なトンボの羽根の断面…
真ん中が断面のみ
上が空気の流れ
下が図解・拡大にした空気の流れ
実は、トンボの羽根…
こんなにデコボコなんです
↑の本では下が早く上が遅い…ってザックリでしたが、
入り口で離ればなれになった空気…
再会する時に手を繋ぎたがります(笑)
でも走る距離が違うと、片方がダッシュしますよね?
陸上トラックで、1レーンと8レーンが同時スタートで同時ゴールするようなモンです
ここで
ベルヌーイさん( ´艸`)
速度が上がれば圧力下がる
下がるから引っ張られる
高速でバスや大型トラックに追い越された時に、引き寄せられるアレですな(。-∀-)
ただ、さっきの質量等の話…
空気の粘のに対しての大きさが不足してますので、デコボコ…
下の図の様に乱流を生みます。
でも…ただ、単純に乱れた流れじゃなく、小さな渦…
コレが実は重要!
昔の人がピラミッド造る時…石を運ぶ為に下に敷いた「コロ」
この小さな渦がコロの役目をして、空気をスムーズに…速度を加速させるのに有効な構造
最近、飛行機やF1にも利用されだした…ってコトは、以前と違い大きさの境界線関係なく「速度域」によっては…
または、スムーズな剥離する為には、有効って考えになったから、実用化が増えてきたんだと思います。
ルーフ(ボディ上部?)のボルテックジェネレーターとは、そういう役目するためのパーツで…
さっきのトンボより、細かい「コロ」を沢山発生させることにより、スムーズに流してダウンフォース発生させ、剥離させる…ってモノになります。
ボディ側面にもボルテック~って方が、いますが、側面に関しては…
ボルテック(渦流)ってより、整流の役目が大きいですね(⌒‐⌒)
ちなみに、流体力学って車で言うと空力メインで思われがちですが…
排気(マフラー)にも、ものすごく重要ですし、燃焼室内部でも渦流(ボルテック)発生させて、燃焼効率を上げてますので、結構色んな場所で使われています(^^)v
最初に話を戻し
オカルトチューンって言った理由は…
どんな物事?でも、理論・理由がある上での実験。
「なぜ、そうなるのか?」を説明出来ないなら、単に気持ちや感覚…
体調でも差が出るかも?
以前言ってた「アーシング」もぶっちゃけ同じ
「やってみればわかる」や「乗ってみれば実感出来る」ほど、信用出来ないものは無い…
物理は算数・数学と同じで、理由なく答えは出ませんからねぇ…
単に突起物だけつけて、雨の日での水滴の流れでの確認…
個人的に思うのは
流体解析ソフトで突起物形状・場所・速度を計算?した上での(定点カメラ使用での)実験なら、それなりに納得出来る結果ですけどね
ただ、昔流体解析ソフト欲しくて探したんですが…
一般的にまず流通してない…
やっと見つけたと思ったのは最初にレットブルのヤツ…
「0」が7桁ついてました(笑)
その後もいくつか見つけましたが、100万とか200万でも買えないコトを知り諦めましたが…(^^;
もっと大きいもの…
スポイラーやエアロ…ボディに関しては、やっぱ解析ソフト→風洞実験ですね
当然、風洞実験も手軽に出来ないので…
私が以前やってたのは、解析ソフト無い分トライ&エラーの手間はかかりますが、プラモデルin透明な筒+扇風機orブロアー( ´艸`)
単なるオモチャ遊びに思うかもしれませんが…
風量計使い…
色つけた煙流してやれば、結構わかりますし、タイヤ外して各バネ受けしてやれば…
ダウンフォースの確認も沈み具合いでわかります(^^)
当然、解析ソフトがなくても計算で出していけますが…
複雑に面や角度が入り乱れてるのど、風速や重量も…
全て細かく計算していけば出ますが、割と単純なバモスの計算でも、半年ぐらいかかる自信がある( ノД`)…
まぁプラモ風洞実験も、サイズが小さいので100%じゃないですけどね(。-∀-)
今のF1の規制がどうなってるのかはわかりませんが…
少し前のF1…
風洞実験が、1/1サイズでしちゃいけない…というワケわからん規制…
ソレを聞いた専門家が
「何故そんな意味の無い規制してるんですか?」
って、目を丸くして驚いてました。
名前は今ド忘れしちゃってますが…
その世界では有名なトンボ研究の第一人者です(-_-;)
確か、最大1/8モデルだったような…
ただF1は「屁理屈解釈」する世界なので
F3マシンの実験してる…とかで1/1でしてたような気もしますがね( ´艸`)
等身大モデルじゃなければ、暫定的な結果しか出せない
最終結果は、テストランで…
まぁ、細かい沢山のデータは取れないでしょうけどね…
ボルテックジェネレーターに戻りますが…
まず、どの速度域で効果発揮したいか?も問題ですが…
一般道をメイン…での話なら、何を目指したいのか?が不明…
空力に微々たる影響はありますが…
ダウンフォースが増す?
コーナーリングスピードが上がる?
う~ん…
たぶん、一番効果があるのは燃費が上がる…
ただ、色んな項目の中で燃費が一番…ってだけで、その燃費も微々たるもの…
15㎞/ℓだったのがで
15.1㎞/ℓになるくらいじゃ?(笑)
それなら、右足親指でのミリ単位でのアクセルワーク練習したほうが、燃費は変わる( ´艸`)
まずは、カタログ数値に近づけるアクセルワーク練習するのが先では?
(ト○タのハイブリッドカーではまず不可能でしょうがw)
結論…
サーキットでも行かない限り(または最高速狙いの車作りたいと思ってない限り?)
ボルテックは無意味~( ´艸`)
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